| 特許番号 | 特許第4852776号 |
|---|---|
| 発明の名称 | 電力取引ユニット |
| 特許権者 | 日本テクノ株式会社 |
| 登録日 | 2011年11月4日 |
発明の概要
本発明は電力取引ユニットは、発電装置にて発電された電力又は/及び蓄電装置にて蓄電された電力を商用電力系統へ送電する際に、送電すべき電力量を決定してから商用電力系統へ送電することが可能になるため、装置の利用者や電力会社にとって真に適当な送電を行うことが可能になる。
従来技術との違い
従来の発明は発電装置で発電された電力や蓄電装置で蓄電された電力を適当なタイミングで消費して、利益率を向上させることを目的としていた。また、近年開示されている発明は単に余剰電力を送電するといった構成を取るものであり、装置の利用者や電力会社にとって適当な送電を行えるとはいえなかった。
特許請求の範囲
請求項1
発電装置又は/及び蓄電装置と、 発電装置にて発電された電力又は/及び蓄電装置にて蓄電された電力を商用電力系統へ 送電可能とする第一送電装置と、 商用電力系統からの電力を受電可能とする第一受電装置と、 発電装置の発電量又は/及び蓄電装置の蓄電量と電気機器の消費電力量を取得可能な電力量取得装置と、 電力量取得装置にて取得した各電力量の情報に基づいて第一送電装置から商用電力系統 へ送電すべき電力量を決定する第一送電量決定装置と、 第一送電量決定装置により決定された電力量を商用電力系統へ送電するように第一送電 装置を制御する第一送電制御装置と、 からなる電力取引ユニットであって、 前記電力取引ユニットは複数の電力取引ユニットの電力に関する情報を収集するセンタ ーユニットとネットワークを介して連結され、 前記電力取引ユニットは、送電量に基づいて送電能力を適宜設定し、 電力に関する情報を前記センターユニットに対して送信する送信装置と、 送電能力に応じた送電量の要求値に関するテーブル情報である要求値情報を前記センタ ーユニットから受信する受信装置をさらに有し、 前記第一送電量決定装置は、前記センターユニットから受信する、所定時間帯及び送電 能力に基づいて設定した値を示すテーブル情報であって、送電能力の高い電力取引ユニットに対しては大きめの要求値を設定し、 送電能力の低い電力取引ユニットに対しては小さ めの要求値を設定した情報と、 前記設定された送電能力とに基づいて第一送電装置から商 用電力系統へ送電すべき電力量を決定する第一決定部を有することを特徴とする電力取引 ユニット。
請求項2
前記受信装置は、前記センターユニットから電力の売買価格に関する情報である売買価 格情報を受信する売買価格情報受信部を有し、 前記第一決定部は、前記売買価格情報に基づいて収益が高くなるように第一送電装置から商用電力系統へ送電すべき電力量を決定する収益指向送電手段を有することを特徴とする請求項1に記載の電力取引ユニット。
請求項3
発電装置にて発電された電力又は/及び蓄電装置にて蓄電された電力を商用電力系統以外の外部電力系統に送電可能とする第二送電装置をさらに有し、 前記第二送電装置は、外部電力系統のハイブリッドカー又は電気自動車に対して電力を送電するための自動車系送電部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の電力取 引ユニット。
請求項4
商用電力系統以外の外部電力系統から電力を受電可能とする第二受電装置をさらに有し、前記第二受電装置は、 外部電力系統のハイブリッドカー又は電気自動車から電力を受電 するための自動車系受電部を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか一に記載 の電力取引ユニット。
請求項5
前記電力取引ユニットは、発電装置にて発電された電力又は/及び蓄電装置にて蓄電さ れた電力と商用電力系統からの電力に係る各二酸化炭素排出係数の情報である二酸化炭素 排出係数情報を保持する二酸化炭素排出係数情報保持装置をさらに有し、 前記第一送電量決定装置は、前記各二酸化炭素排出係数に基づいて算出される電気機器 の消費電力に係る二酸化炭素排出係数が所定基準値以下に調整可能なように第一送電装置 から商用電力系統へ送電すべき電力量を決定する環境指向送電手段を有することを特徴と する請求項1から4のいずれか一に記載の電力取引ユニット。
請求項6
前記電力取引ユニットは、バーグラフをグラフィック表示可能な表示装置をさらに有し 、 前記表示装置は、前記電気機器の消費電力量の大きさに応じてバーグラフの目盛の指数を変化させる消費 電力量表示手段と、 前記電気機器の消費電力に係る二酸化炭素排出係数の大きさに応じてバーグラフの目盛 の色調を変化させる二酸化炭素排出係数表示手段と、 を有することを特徴とする請求項5に記載の電力取引ユニット。















