【製造業の省エネ】売上UPしながら電力量DOWN!「見える化」で曖昧が明確に[Case427]

ライオン化学工業所

佐賀県鳥栖市

製造業

九州

従業員1~20名

電力コンサルティング

スマートメーターエリア

四季共通の取り組み

工程管理

機器稼働の見直し

導入効果

契約電力(kW) 2015年 267kW → 2018年 246kW 7.8%DOWN 使用電力量(kWh) 2014年2月~2015年1月 523,596kWh → 2017年2月~2018年1月 514,416kWh 1.7%DOWN
  • 導入時期:2013年11月

省エネポイント

  1. 1.
    それぞれの機械の消費電力を把握する
  2. 2.
    材料に応じて機械の稼働をずらす
  3. 3.
    コンプレッサーのエア漏れを音で確認する

瞬時デマンドから機械の消費電力を把握

ライオン化学工業所は合成樹脂の製造加工会社。
「以前から電気料金は気になっていたものの、どのように改善すればよいかわかりませんでした。一つひとつにメーターを設置することもできましたが、日本テクノの電気の"見える化"は、全体の使用量がひと目でわかる。そのわかりやすさにも惹かれ、2013年から省エネ活動に取り組み始めました」(工場長 吉原巧氏)。
工場にはプラスチック加工に関する機械が20台。まずはSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)に表示される瞬時デマンド値を見て、それぞれの消費電力を把握することから始めた。

原料に応じて機械の稼働を調整

以前から予想していたが、加工する材料が固い原料、融点の温度が高い原料は機械に負荷がかかり、デマンドピークになりやすいことが改めて明確になった。当初はアラームが鳴ると、吉原氏が現場へ行き一時的に機械を停止させていたが、今では従業員も原料に応じてピークを予想できるようになり、立ち上げや入れ替えのタイミングなどをずらして対応している。

定期的にコンプレッサーのメンテナンスを実施

また、使用電力量の改善にも取り組む。営業が終了し機械が停止すると、吉原氏はコンプレッサーのエア漏れを音で確認。該当箇所を見つけると配管を交換したり、テープを巻いたりすることでコンプレッサーの無駄な稼働を抑えている。
「世間で働き方改革が議論されているのと同様に、当社でも生産性の向上をめざしています。同じ従業員数、限られた時間のなかで、どれだけ成果を上げられるか。設備投資も進めながら、従業員のモチベーションを上げられる制度を整え、会社を成長させたいと考えています」。

取材日:2018年6月

Comment

プラスチックは原料価格に合わせて、日々収益が変動します。また、新入社員には技術を継承していかなければならない。引き続き省エネ活動を進行させるだけでなく、福利厚生の充実化や時間の使い方などを見直し、売上を増大させていきたいです。

工場長 吉原 巧氏

企業概要

事業内容 合成樹脂加工原料販売
従業員数 12名(2018年6月現在)
所在地 佐賀県鳥栖市

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