お客さまの声も生かして省エネ実現[Case319]

道の駅霧島 神話の里公園

鹿児島県霧島市

卸・小売業

九州

従業員21~50名

スタッフの連携

スマートメーターエリア

照明関連

省エネの達人『企業編』

空調管理

電力コンサルティング

鹿児島県霧島市にある「道の駅霧島 神話の里公園」。標高680mに位置し、錦江湾、桜島、晴天時は開聞岳までを一望できる。敷地には遊覧リフトやスーパースライダーなどアトラクションが揃い、売店「よかもん市場」では地元物産、レストラン「ほっと霧島館」では、霧島黒豚料理などの地元の味覚が楽しめる。夏はブルーベリー狩りを開催しており、一日ゆっくりと自然を感じながら過ごすことができる。さまざまな施設が点在する広大な敷地内で、どのように省エネ活動を行っているのか話を伺った。

見える化がもたらした省エネ成功のポイント

自然の力を借りた省エネ活動を実施

同施設では天窓を開けて風を送り込むことで空調の使用を抑えている。売店などお客さまが多い場所では営業開始の9時にすべての空調をつけ、暑い日には設定温度を18℃まで下げる。一方、営業開始直後のレストランでは10時に空調をつけるなど、メリハリをつけている。さらに混雑状況や体感温度に応じて、こまめに空調の温度を調整し、電力ピークを低減。快適性を損なわない省エネ活動を続けている。

  • 猛暑で電気料金が高騰
  • ERIA導入のきっかけ
  • デマンドピークの原因と対策
  • さらなる省エネ活動に向けて

導入効果

導入時期 2014年4月(取材時期 2015年4月)
契約電力 197kW(2013年)⇒ 147kW(2014年)
25.3%DOWN!
使用電力量 425,208kWh(2013年5月~2014年4月)
⇒ 359,239kWh(2014年5月~2015年4月)
15.5%DOWN!

猛暑で電気料金が高騰

「2013年の夏、鹿児島県全体が猛暑に見舞われました。そして、翌月届いた請求書をみて、あまりの高額な電気料金に愕然としました。九州電力から13%の値上げが発表され、ある程度は覚悟していましたが、想定を上回る金額でした」そう話すのは総務課長の高橋清貴氏。まず九州電力に来てもらい、電気料金高騰の原因を聞いたときにはじめて電気料金のしくみについて知ったという。それまでデマンドピークは180kW以下に収まっていたが、197kWまで上昇。もとの契約電力に戻してもらえるよう願い出るも、1年間は据え置きという話を受け、高橋氏はさらに落胆する。当面はもとの契約電力へ戻すことを目標に省エネ活動に取り組んだ。

ERIA導入のきっかけ

そう決意したものの、根本的な対策はわからないまま。猛暑の影響で、複数の空調が一斉に稼働したという予想はついたが、むやみに止めるわけにもいかない。いつどこでどのような使い方をしたために、デマンドが上がったのかがわからなければ対策のしようがなかった。そんなとき、旅行代理店から電気自動車の充電器設置の提案があった。ただでさえ、電気料金の高騰に悩んでいたため、設置は受け入れられない旨を打ち明けたところ、新たに提案を受けたのがSMARTMETER ERIA(以下、ERIA)だった。日本テクノの取次店でもある旅行代理店は、「ERIAがあれば、電気の使用状況が解明できて対策がうてる」と提案した。さらに省エネコンサルのアシストサービスもついてくると聞いて、高橋氏はすぐに導入を決めたという。

デマンドピークの原因と対策

省エネ活動のスタートにあたって、まず日本テクノによる勉強会が開催され、各部門から多くのスタッフが参加した。そこではあらためてデマンドピークの原因と対策が説明された。以前、空調は営業開始から常に稼働しており、設定温度も気にしていなかった。空調の多重稼働が原因とわかったため、10時からレストランの空調を稼働させ、その後、売店の空調を稼働させるというルールを設けた。警報の対応については、「まず事務所の空調を止め、事務所から各施設に連絡を入れます。それでも鳴り止まない場合は、私が車で各部門を回り、その場の状況に応じた対応を行っていきました」と高橋氏。
その後も高橋氏が中心となって各部門を確認してまわり、混雑状況や体感温度を確かめて調整。設定温度が下がっているときは、さりげなくもとの温度に戻すなど、スタッフが通常業務に集中できるよう、警報への対策を一手に引き受けた。

さらなる省エネ活動に向けて

高台にある南九州の神話を紹介する「神話館」では、以前は空調を稼働していた。しかし「風が気持ちいい」とのお客さまの声を取り入れ、天窓を開け、空調稼働をやめた。空調以外では、夏場の冷蔵冷凍庫の霜取りの時間の見直し、事務所を含めた一部の蛍光灯をLEDへ入れ替えた。省エネ活動の結果、197kWだった契約電力は147kWまで低減。使用電力量は15.5%の低減を実現した。
「広い敷地内で省エネ活動を行うには、私一人だけの力では限界があります。省エネ活動の意味をしっかりと把握してもらい、私がいないときでも同じような動きができるようこれからも啓蒙活動を続けていきます」。縁の下の力持ちという言葉がぴったりな高橋氏の挑戦は続く。

省エネの達人『企業編』でも放映されました!

テレビ番組 省エネの達人『企業編』で取り上げられました。
クリックで動画再生します。(4分00秒)

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高橋清貴氏

企業概要

事業内容 道の駅
従業員数 23名
所在地 鹿児島県霧島市
URL http://www.shinwanosato.jp

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  • 電気になじみのない方でも直感的にわかるよう、ニコちゃんの表情で使用状況をお知らせします。スマートクロックのコントロールパネルとして、電力使用の目標値の設定などさまざまな操作を行えます。

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