見える化がもたらした省エネの成功ポイント
ムダを減らして使用電力量を改善
「見える化」を導入したことで、朝早くから稼働する工場の業務開始にあわせてまだ無人の事務所の空調も立ち上げていたことが判明。ムダな稼働時間をなくした。また、コンプレッサーのエアー漏れを修繕することで負荷が減り、使用電力量の改善に成功した。
-
「見える化」で電気使用のムダを発見
-
エアー漏れを修繕し、コンプレッサーの過剰な稼働を抑制
導入効果
| 導入時期 | 2020年3月(取材時期 2025年10月) |
|---|---|
| 契約電力 | 213kW(2023年)⇒211kW(2024年) 0.9%DOWN! |
| 使用電力量 | 465,513kWh(2023年3月~2024年2月) ⇒444,653kWh(2024年3月~2025年2月) 4.4%DOWN! |
省エネの打開策を探るため電気の「見える化」を導入
鉄鋼の専門商社として全国展開する株式会社カノークス 東海事業所では、鋼管加工と物流を担っている。2020年に操業を開始し、翌年、すでにサービスを導入していた協力会社や日本テクノの営業担当者より電気の「見える化」の提案を受けた。今までの成果を聞いた所長の鈴木隆介氏は「元々グループ全体で省エネに取り組んでいましたが、生産に使う動力のなかでも電力の割合は大きい。対策が必要なことは間違いなく、"見える化"は有効だと感じました」と導入の決め手を語った。
「見える化」でわかった電力のムダ
「見える化」導入後はデマンド閲覧サービスでデマンドと使用電力量を日々確認した。すると、工場の業務開始時(6:00)にまだ無人の事務所の空調も立ち上げていたことが判明。事務所の空調は業務開始時(8:00)に合わせて稼働することで使用電力量が改善した。一方、同社でもっとも電力を使うのは生産設備の動力となるコンプレッサー。グループ内の別工場でエアー漏れ診断を実施したところ複数箇所で発生していたことがわかった。鈴木氏はこの修繕を行うことでコンプレッサーの負荷が減れば自社工場の省エネ改善にも大きく効果があると判断した。
エアーの効率的な稼働が電力使用の改善に直結
原因は設備の経年劣化と、鉄材の切断時に発生する微細な切子がホースに刺さること。鈴木氏は自社工場でも全設備で診断を実施した。ジョイント部分とホースの修繕でエアー漏れは治まり、年間使用電力量にして4.4%の改善につながった。サステナビリティ経営、特にカーボンニュートラルへの取り組みを推進する同社。グループ各社が日本テクノのCO2フリーメニュー※での電力供給を受けており、CO2排出量削減に活用している。
-
※CO₂フリーメニューは非化石証書の効力を付加することで実質的に二酸化炭素排出量がゼロ(実質CO₂ゼロエミッション)の電源の契約メニューとなります(当社の実際の電源構成とは異なります)。
Comment
倉庫も兼ねる工場は天井が高いため、空調設備が整っていません。労働環境の改善策を順次講じており、今年は屋根に遮熱シートを敷設。外気の流入を防ぐシートシャッタも設置し、室内温度が例年夏より2~3℃下がりました。来期以降は空調の新設も検討しています。
企業概要
| 事業内容 | 鉄鋼・非鉄商品の販売および加工 |
|---|---|
| 従業員数 | 303名(2025年4月現在) |
| 所在地 | 愛知県名古屋市、愛知県東郷町ほか |
| URL | https://www.canox.co.jp/ |
Download
資料ダウンロード
この記事のPDFをダウンロードする
導入商品・サービス
-
-
SMARTMETER ERIA(スマートメーターエリア)
電気になじみのない方でも直感的にわかるよう、ニコちゃんの表情で使用状況をお知らせします。スマートクロックのコントロールパネルとして、電力使用の目標値の設定などさまざまな操作を行えます。
運用改善
名古屋第一営業所/名古屋第二営業所/名古屋第三営業所
パワフルネットワークでお客さまの省エネ・省コスト化を強力バックアップ!
こちらのお客さまは当営業所が担当しています。
愛知県名古屋市西区名駅2-27-8 名古屋プライムセントラルタワー18階
関連事例
-
電気の「見える化」が自主的な省エネ活動を引き出す[case543]
株式会社瑞穂工作所
大阪府河内長野市
製造業
近畿
従業員21~50名
電力コンサルティング
スタッフの連携
スマートクロック
スマートメーターエリア
四季共通の取り組み
機器稼働の見直し
生産性向上
空調管理
設備改善
-
収益向上戦略の一環として「見える化」を重宝している[Case546]
株式会社プレス技術研究所
大阪府大阪市鶴見区
製造業
近畿
従業員21~50名
電力コンサルティング
スタッフの連携
スマートクロック
スマートメーターエリア
冬の取り組み
四季共通の取り組み
機器稼働の見直し
生産性向上
空調管理
設備改善
-
製造効率と品質を優先しながらも、電力負荷を考慮した作業工程[Case541]
株式会社柏原鐵工所
静岡県焼津市
製造業
中部
従業員21~50名
電力コンサルティング
スタッフの連携
スマートクロック
スマートメーターエリア
冬の取り組み
四季共通の取り組み
機器稼働の見直し
生産性向上
空調管理
設備改善