見える化がもたらした省エネの成功ポイント
従業員の省エネ行動が要
同社では決められた室温を保つため、常に空調が稼働している。特に暑い時間帯はSMART CLOCKのアラームが鳴ることがあるが、そのときは栽培室の外気口を閉じて一時的に空調を止め、電力ピークを回避し、契約電力の改善に成功。これらの実践にあたっては「見える化」による従業員の省エネ意識向上が欠かせない。
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室温の変更は栽培室ごとにずらして行う
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電力ピーク時は外気口を閉じて一時的に空調を止める
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廊下など共用部分の照明に人感センサーを使用
導入効果
| 導入時期 | 2018年1月(取材時期 2025年11月) |
|---|---|
| 契約電力 | 198kW(2019年)⇒165kW(2025年) 16.6%DOWN! |
| 使用電力量 | 716,402kWh(2019年11月~20220年10月) ⇒647,467kWh(2024年11月~2025年10月) 9.6%DOWN! |
厳しい温度管理が求められるしいたけ栽培
山口県美祢市でしいたけやきくらげ、たけのこを栽培する美東電子。社名の通り元々は半導体の基板に使用されるセラミック部品などを手がけていたが、2014年ごろから徐々に事業をしいたけ栽培にシフトした。現在はしいたけを中心に1日あたり約500キロを収穫している。温度の変化による刺激で成長するしいたけ栽培は温度管理がもっとも重要となる。「出荷のスケジュールに合わせて栽培室の温度を調整し成長を促します。最近の夏は外気温が40℃近くになり、それが室温に影響するとしいたけの成長を早めてしまうため、特に夏場は空調への負荷も合わせて気が抜けません」。そう話すのは代表取締役社長の前田 健氏。しいたけ栽培に日本テクノの「見える化」が役立っているという。
しいたけの特性に合致する省エネ方法の模索
しいたけ栽培は室温を20℃まで上げ、時間を空けて11℃まで下げる朝夕のサイクルを毎日繰り返す。これを全部で12ある栽培室でタイミングをずらして行うことで、空調による負荷が集中しないよう工夫している。それでも夏の昼間など、SMART CLOCKのアラームが鳴る場合は栽培室の外気口を閉じたうえで一時的に空調を止め、電力ピークを回避している。アラームが鳴ることで空調や電気の使い方に対する従業員の意識も変わったという。
電気は止めることのできない必要不可欠な存在
空調が常に稼働している同社にとって電気の「見える化」による省エネや従業員の意識づけ、営業担当の定期的な訪問による省エネ支援はなくてはならない存在。さらに「この地域は電気の供給が安定しにくく瞬時電圧低下が多いので、設備に不具合が起きたときに即座に対応してもらえる安心感は何物にも代えられません」(前田社長)。日本テクノではキュービクルを24時間遠隔監視し、問題が起きた際はお客さまと電気主任技術者へ連絡し対応する。省エネと保安管理の両面からしいたけの安定生産を支えている。
Comment
当社では味の濃い品種のほか、「しいたけが苦手な人にこそ食べてほしい」という思いから、しいたけ特有の香りを抑えた品種も栽培しています。すべてが試行錯誤の日々ですが、より良い事業を行うための自社努力のひとつが電気。国産しいたけのシェア拡大を目標に、今後も日本テクノと歩んでいきたいです。
企業概要
| 事業内容 | 野菜作農業(きのこ類の栽培を含む) |
|---|---|
| 従業員数 | 約60名(2025年11月現在) |
| 所在地 | 山口県美祢市 |
| URL | https://manafarm.jp/ |
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導入商品・サービス
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SMARTMETER ERIA(スマートメーターエリア)
電気になじみのない方でも直感的にわかるよう、ニコちゃんの表情で使用状況をお知らせします。スマートクロックのコントロールパネルとして、電力使用の目標値の設定などさまざまな操作を行えます。
運用改善
山口営業所
パワフルネットワークでお客さまの省エネ・省コスト化を強力バックアップ!
こちらのお客さまは当営業所が担当しています。
山口県山口市小郡高砂町2-7 朝日生命小郡ビル7階
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