電気の「見える化」でさらに高まった企業価値[case559]

株式会社ミヤハラ

山口県周南市

製造業

中国

従業員51~100名

空調管理

スタッフの連携

スマートクロック

スマートメーターエリア

機器稼働の見直し

生産性向上

電力コンサルティング

見える化がもたらした省エネの成功ポイント

「見える化」でデマンド上昇の原因を分析

同社では、廊下など共用部分の日中の消灯にくわえ、SMART CLOCKから警報が鳴ると社屋全体に呼びかけて空調を調整している。節電が必要なタイミングが従業員に伝わったことで日常的に使用電力量の多い機器をつかうタイミングをずらすなど、従業員の省エネ意識も高まった。「見える化」によって適正な使用電力量と快適性の両立に成功した。

  • こまめな消灯と空調の調整
  • エアー配管や空調の入れ換え
  • 「見える化」で適正な使用電力量を把握

導入効果

導入時期 2023年12月(取材時期 2025年11月)
契約電力 170kW(2023年)⇒144kW(2025年)
15.2%DOWN!
使用電力量 549,543kWh(2023年10月~2024年9月)
⇒363,395kWh(2024年10月~2025年9月)
33.8%DOWN!

脱炭素社会に向けた企業努力が必須

山口県周南市で食品加工用の機械やコンデンサーに使用される精密部品の設計・製造を行う株式会社ミヤハラ。同社では2050年カーボンニュートラルの実現に向け、主要取引先からCO₂排出量の削減を求められたことをきっかけに脱炭素や省エネを意識するようになったという。「サプライヤーにも環境への配慮が求められる時代です。我が社でも早急にスコープ1・2・3を分類し、CO₂の削減に向け始動。まず電力消費とCO₂排出の多いエアー配管やコンプレッサーの更新、太陽光パネルの設置、そして空調の入れ換えを行いました」と代表取締役社長の松原忠彦氏は当時を振り返る。機器の更新で電気料金は下がったが、日々の省エネが難しい。そこで包括的な使用電力量の改善をめざし、電気の「見える化」を導入した。

冷暖房は目安となる設定温度を分かりやすく掲示

従業員の就労環境の向上にも寄与

SMART CLOCKは社屋1階の工場と2階の執務室に設置。普段から時計の色に気を付けつつ、なるべく空調が効いた状態を保っているが、警報時は担当者がアナウンスで社屋全体に呼びかけ2階から順に空調を調整。「就労環境は大切です。以前はエアコンの設定温度に固執して、夏は高い室温のなかでの作業になることも多く、作業効率が下がってしまうという負の連鎖に陥っていました」と松原氏。「見える化」をすることで適正な使用電力量で無理なく快適な室温が保てている。

廊下などの共用部分は昼間は消灯している

電気の「見える化」は企業価値を高めると確信

「見える化」によるリアルタイムな使用電力量の表示のおかげで「なぜ今節電をしなくてはいけないタイミングなのか」が従業員にも伝わり、日常的にエアーをつかうタイミングをずらすといった意識の変化もあったという。「CO₂削減の取り組みは費用がかさむこともありますが、従業員の意識改善や、他社からの信頼という部分で企業価値を高める投資であるとも考えています。技術力も含めよりよい企業となれるようこれからも歩んでいきます」(松原氏)。

警報時は室温を見ながら1階工場の空調も調整する

Comment

脱炭素や省エネが当たり前の未来社会を見据え、エコカーの導入やペーパーレス化、工場の壁への断熱材の使用による空調効率の向上などを進めています。SNSを活用しながら学生や外国人材のインターンも積極的に受け入れ、これからも地域に根ざし、信頼される企業であり続けます。

代表取締役社長 松原 忠彦氏

企業概要

事業内容 精密部品の設計・製造
従業員数 約60名(2025年11月現在)
所在地 山口県周南市
URL https://www.k-miyahara.co.jp/

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導入商品・サービス

  • LEDベゼルと音声で省エネ行動のタイミングをお知らせします。オフィスや学校、工場、店舗などさまざまな場面で活用されています。

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  • 電気になじみのない方でも直感的にわかるよう、ニコちゃんの表情で使用状況をお知らせします。スマートクロックのコントロールパネルとして、電力使用の目標値の設定などさまざまな操作を行えます。

    運用改善

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