アドバイスで実現した 年間約100万円のコスト改善[Case371]

鳥羽割烹たまも

三重県鳥羽市

飲食業

中部

従業員1~20名

機器稼働の見直し

スマートクロック

スマートメーターエリア

夏の取り組み

空調管理

電力コンサルティング

見える化がもたらした省エネ成功のポイント

割烹のため、盛夏でお盆の会食などが重なるときに電力ピークを記録していた。お客さまに不便を強いることなくピークカットするために、SMART CLOCKの色が変わりそうなときには思い切って冷凍庫(食材ストッカー)の電源を切る。冷凍庫の霜取り機能についてもピーク分散を図るため、回数を減らし、さらに稼働時間もずらした。空調稼働もルール化して掲示しており、スタッフも理解して取り組んでいる。

  • ピーク時は冷凍ストッカーの電源を切る
  • 冷蔵庫の霜取りは回数減、時間をずらす
  • 空調機の稼動タイミングもずらす

導入効果

契約電力(kW) 2013年 69kW → 2016年 56kW 18.8%DOWN 使用電力量(kWh) 2012年11月~2013年10月 162,978kWh → 2015年11月~2016年10月 116,090kWh 28.8%DOWN

省エネ策 自分たちの知識だけでは限界があった

元々電気料金の決まり方は知っていたが、知識がなく、なかなか料金を削減できなかった。そんな折に日本テクノの営業担当からサービス内容を聞き、任せることにした。日本テクノの担当がまずアドバイスしたのが、年間最大の書き入れ時で、電力ピークも迎える夏場、特にお盆時期の電気の使い方だった。
ピークの時間は冷凍庫(食材ストッカー)の電源を思い切って切る。「確かに、2時間くらい電気を切っても、蓋を開けなければ食材に影響を与えません。これは目から鱗でした」

室外に設置された冷凍庫(食材ストッカー)

出荷時の初期設定のままでは不経済

さらに営業担当がアドバイスしたのが、全部で4台ある冷蔵庫の霜取り機能の見直しだ。工場出荷時の設定で、この冷蔵庫は1日に5回、同時に霜取りを行うようになっていた。霜取りは瞬間的に霜を溶かす必要があるため、短時間で多くの電力を消費する。この回数を減らし、さらに時間もずらすことで、電力ピーク・電気使用量とも削減することができた。

冷蔵庫の霜取りは出荷時設定のまま

エアコンの使い方でスタッフの省エネ意識を醸成

同園の使用電力の約8割は空調で、夏場に電力ピークを迎えていた。そのためピークを下げ、なおかつ全体の使用量を減らすためにルールを定め、職員全員で取り組んだ。
まず決めたのが送迎バスの到着時間に合わせ、各教室の空調を入れる時間をタイマーでずらし、ピークを下げること。そして使用電力量を減らすために、室外機に遮光カーテンを掛け、さらに教室南側の開口部に日よけを設置した(写真2)。この日よけを使ってもSMART CLOCKの色が変わってしまう場合のみ、各教室の空調の温度設定を変更している。

配膳スペースに掲示された注意書き

取材日:2016年12月

Comment

最も混むお盆が基準となり、冬でも高い基本料金を払うのは納得できませんでした。そんな折日本テクノから提案を受け、自分たちで努力していた以上に電気料金が引き下げられそうだと分かり、契約しました。担当のアドバイスは、いずれも自分たちでは思いつかない発想。早速その年から効果が上がり、大変満足しています。

二代目若女将 奥川 清佳氏

企業概要

事業内容 日本料理店
従業員数 10名
所在地 三重県鳥羽市

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導入商品・サービス

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